フコイダンの効能Part2

血糖値上昇抑制効果

フコイダンは水溶性食物繊維の一種で、血糖値上昇抑制効果があります。

血糖値とは、血中のブドウ糖濃度のことで、この血糖値が一定の数値より高い状態になると、糖尿病と診断されます。糖尿病が進行していくと、血管障害を引き起こし、色々な合併症が生み出されてしまい、とてもリスクが高いです。

食事をすると、通常血糖値が上昇しますが、時間が経つと共に正常値の範囲へ戻ります。これは、すい臓から分泌されるインスリンホルモンが血中のブドウ糖濃度を調節してるからで、糖尿業の場合は、すい臓から分泌されるインスリンの分泌量が低下、もしくは正しく機能しなかったりしてしまい、血液中にブドウ糖が存在する状態になります。

フコイダンの水溶性食物繊維は、粘着性や保水性が高いので、食物が胃から小腸へ移動する速度を遅くさせます。また、フコイダンはブドウ糖が著内から吸収する速度も遅くするので、食後の血糖値上昇が緩やかになり、その結果、インスリン分泌するすい臓の負担も軽くなります。不溶性の食物繊維よりも、フコイダンのような水溶性食物繊維の効果の方が優位であると言われてます。

コレステロール低下

血液中の過剰なコレステロールや中性脂肪を低下させる作用をするのが、「フコイダン」です。

フコイダンがコレステロールや中性脂肪の低下させる理由。下記をご覧ください。

１．フコイダンは食物船なので、コレステロールや中性脂肪の元になる脂肪を吸着して、便へ排出することを促すことで、腸から給される脂肪を抑制することになります。

２．フコイダンは、腸内で分泌される胆汁酸へ作用されます。この胆汁酸はコレステロールを材料にして肝臓で作られ、腸内の脂質などと結びつき腸から吸収を促すという役割をします。役割を果たした胆汁酸は、腸壁へ再び吸収され肝臓へ戻ります。が、フコイダンは、胆汁酸と共に便へと排出されるので、肝臓にしてみれば、戻ってくるはずのものが戻ってこないので、不足の胆汁酸を補おうとして、血中のコレステロールを材料にし胆汁酸を作るので、その結果、血中コレステロール値は下がります。

３．食物繊維のフコイダンは、腸内殺菌の餌となって、腸内細菌が増殖する環境尾を作り、増殖した腸内殺菌は、リンゴ酸やコハク酸の有機酸を作り、その後、有機酸は肝臓へ運ばれ、肝臓でコレステロールと中性脂肪が作られるのを抑制するように働きます。

ピロリ菌

フコイダンには、ピロリ菌が胃粘膜に侵入することを防ぐと言われてます。

ピロリ菌は、胃の粘膜に住み着いている細菌で、十二指腸潰瘍や胃潰瘍などの消化潰瘍、慢性胃炎などの原因として注目があるめられてます。

胃粘膜の硫酸基を好むと言われてるピロリ菌の性質を利用し、フコイダンの特徴である、豊富な硫酸基で、ピロリ菌を吸い寄せて、フコイダンと一緒に腸へ運び体外へ排出すると言われてます。
また、フコイダンの硫酸基が胃などに粘膜保護をしてくれる働きがあるので、粘膜の修復やバリアしてくれるとされてます。

このピロリ菌は、発展途上国の感染率が高く、年齢をとるとともに高くなってます。また、先進国の中でも、日本の感染率が高く、その原因には、戦後の衛生状態の悪さから、感染率の高さの一要因といわれてます。

抗血栓作用

血液を擬固するのを阻止する作用（抗血栓作用）がフコイダンには含まれております。

通常、血栓を作る働きと血栓を溶かす働きが均等にとれてますが、バランスが崩れてしまうと、血栓が堆積して、血流の阻止し、それが、脳で起こってしまうと、脳梗塞となり、心臓で起こると心筋梗塞を起こしてしまう原因となります。

その血栓の形成祖害に用いられるものが「ヘパリン」と言われる血液擬固防止剤(薬)があり、血液透析や血栓塞栓症の予防に使用されます。しかし、この優れた機能を持ったへリンパは、血液の擬固時間を延長し、出血を助長すると副作用があるのです。

フコイダンにも、硫酸基を多く含む多種糖ということで、抗血栓作用が期待されました。
しかし、フコイダンの種類により、糖の構成や硫酸基の含有量が異なるので、抗血栓作用に大きな差があると言われてます。

Favorite

看板製作

2022/12/12 更新